アディダス古着のタグ年代判別一覧!60s〜90sの見分け方総まとめ

目次
アディダス古着のタグ年代判別一覧!60s〜90sの見分け方総まとめ
アディダス古着のタグ年代判別一覧!60s〜90sの見分け方総まとめ
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 アディダス古着のタグ年代判別一覧!60s〜90sの見分け方総まとめ

古着市場で絶大な人気を誇るアディダスのトラックジャケットやスウェット。古着店やフリマアプリで手に入れた一着が、実は数万円の価値を持つ貴重なヴィンテージピースだったというケースも珍しくありません。年代を特定する最大の決め手となるのが、首元や内側に取り付けられた「タグ」のデザインと仕様です。

アディダスのタグは、トレフォイルロゴの誕生や製造国の変遷、日本国内でのライセンス契約といった歴史的背景を色濃く反映しています。本稿では、60年代から90年代以降に至るタグの決定的な特徴や、国内で流通量の多いデサント製タグの見分け方、さらに偽物を掴まないための真贋チェックポイントまで徹底解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:タグのロゴ形状(地球儀マーク・トレフォイル・パフォーマンスロゴ)とレジスターマークの有無で年代を大枠特定できる。
  • 要点2:西ドイツ製・フランス製VENTEXタグやデサント製ライセンス品(号数表記)は70〜80年代の象徴的ディテール。
  • 要点3:90年代の「万国旗タグ」や「銀タグ」はストリート人気が高く、ジッパーやタグ裏の印字で真贋判定が可能。

【年代別一覧】アディダス古着のタグ変遷と基本の見分け方

アディダスのタグは、ブランドのシンボルマークの変更に伴い大きく4つの時代に区分できます。まずは手元のアイテムがどのブロックに該当するか、全体像を把握しておくのがスムーズです。

アディダス主要タグ年代判別チャート:

1960年代〜1970年代初頭:「地球儀マーク(ワールドマーク)」または文字のみのシンプルなロゴ。西ドイツ製が中心。
1972年〜1980年代初頭:三つ葉の「トレフォイルロゴ」が登場。フランス製VENTEXタグや「ATP」タグ、国内では初期デサント製が流通。
1980年代:トレフォイルロゴの横や下にレジスターマーク(®)が追加。通称「銀タグ」の初期型やデサント製のCLUB adidasが全盛期を迎える。
1990年代以降:複数国の国旗が並ぶ万国旗タグや、3本のスラッシュを配したパフォーマンスロゴ(エキップメントロゴ)へと完全移行。

【60s〜70s初期】ワールドマークと西ドイツ製・フランス製VENTEXタグ

ヴィンテージ市場で最高峰の評価を受けるのが、1960年代から70年代初頭にかけて製造されたモデルです。この時代のアディダスには、まだおなじみの三つ葉ロゴが存在していません。

象徴的なのが、アディダスの文字の上に地球儀が描かれた「ワールドマーク(地球儀タグ)」です。主にトラックトップの初期モデルに採用されており、タグ自体が刺繍で施されている点に重厚なクラフトマンシップが宿っています。生産国の多くは西ドイツ製(West Germany)であり、表記に「Made in West Germany」と刻印されていれば、東西ドイツ統合(1990年)以前の貴重なプロダクトである証拠です。

また、同年代から70年代にかけてフランスの繊維企業「VENTEX」社が手掛けたフランス製VENTEXタグもコレクター垂涎の的となっています。「VENTEX」表記が入る光沢感のあるポリエステルジャージは、特有の美しいドレープと滑らかな肌触りを誇り、現行品にはない独特のオーラを放っています。

【70s〜80s】トレフォイル誕生と「デサント製タグ」「ATP」の黄金期

1972年のミュンヘンオリンピックを機に、月桂樹の冠をモチーフにした三つ葉のトレフォイルロゴが正式採用されました。ここからアディダスの黄金期が幕を開けます。

日本国内のヴィンテージ市場で圧倒的な流通量を誇るのが、当時ライセンス契約を結んでいたアディダス デサント製タグです。デサント企画のアイテムは、サイズ表記が「S/M/L」ではなく「1号〜7号(または3号〜6号など)」という独自の号数表記になっているのが最大の特徴です。70年代中頃のタグはトレフォイルのみのシンプルなプリントですが、70年代後半から80年代に入ると「CLUB adidas」と銘打たれたネイビー×ホワイトのタグや、トレフォイルの下にカタカナで「デサント」と表記された内タグが付きます。

一方、アメリカ企画で爆発的な人気を博したのが、男子プロテニス協会公認のadidas ATP トラックジャケットです。ホワイトのタグに「ATP」の公式マークとトレフォイルが並ぶデザインで、光沢のあるサテン調のポリエステル×トリアセテート生地が使われています。RUN-D.M.C.をはじめとする当時のヒップホップカルチャーやミュージシャンが愛用したことで、現在も非常に高値で取引される名作です。

【90s】銀タグから万国旗タグ・パフォーマンスロゴへの進化

90年代に入ると、ストリートファッションの台頭とともにデザインや生産体制がグローバル化していきます。この時期を象徴するのが「銀タグ」と「万国旗タグ」です。

80年代後半から90年代初頭にかけて見られる銀タグ(シルバータグ)は、シルバーグレーの背景にトレフォイルロゴが配されたもので、ナイロンジャケットや肉厚なスウェットに多く見られます。ゆったりとしたオーバーサイズシルエットが特徴で、現代のストリートスタイルとも抜群の相性を誇ります。

そして90年代中盤から後半を代表するのが万国旗タグ 90年代モデルです。タグの下部や裏面にアメリカ、イギリス、フランス、日本などの国旗がずらりと並んでプリントされており、生産拠点がアジアや東欧など世界各地へ分散した時代背景を物語っています。さらに1997年以降は、トレフォイルから三角形の「パフォーマンスロゴ(3本ラインロゴ)」へとブランドのメインロゴが交代し、タグのデザインもハイテク仕様へと一新されていきました。

アディダス古着の偽物と本物の違いを見分ける3つのチェックポイント

人気ヴィンテージの宿命として、特に70s〜80sのトラックジャケットやATPタイプには精巧な偽物(ブート品やリプロダクト)が混ざり込んでいます。購入前には以下のディテールを必ず確認してください。

1. トレフォイルロゴとフォントのバランス
本物のトレフォイルは、3枚の葉の切れ込みが均等でシャープです。偽物は葉の形状が丸っこかったり、3本の白い横ラインの間隔が不揃いだったりします。また、「adidas」の「d」や「a」のフォント形状、ロゴ右上に小さく入るレジスターマーク(®)の潰れ具合も精査が必要です。

2. ジッパー(ファスナー)のメーカー
年代判別の大きな裏付けとなるのがジップパーツです。西ドイツ製やフランス製などのヨーロッパ企画では「OPTI」「PRESTIL」「YKK欧州刻印」が多く採用されています。アメリカ製のATPでは「TALON」や「YKK USA」が定番です。無刻印のチープなプラスチックジップが付いている場合は警戒が必要です。

3. 内タグ(品質表示タグ)の印字と縫製
デサント製であれば、首元タグだけでなく脇腹の内側にある品質表示タグに「株式会社デサント」の表記があるかを確認します。偽物は日本語のフォントが不自然だったり、ポリエステル混率のパーセンテージ表記が乱雑に印字されていたりする傾向があります。

【adidas タグ 年代】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:デサント製のサイズ表記「3号」や「4号」は現行のどのサイズに相当しますか?
A1:おおよその目安として、「3号=S〜M相当(身長160〜165cm前後)」「4号=M〜L相当(身長165〜170cm前後)」「5号=L〜XL相当(身長170〜175cm前後)」となります。当時のアイテムは着丈が短めで身幅が広めのボックスシルエットが多いため、実寸の身幅と着丈を計測して選ぶのが確実です。

Q2:トレフォイルロゴに「®(レジスターマーク)」が付いていないものは偽物ですか?
A2:偽物とは限りません。トレフォイルが登場した1972年〜1970年代中頃の初期タグには、商標登録前のためレジスターマークが付いていない正規ヴィンテージが存在します。1980年代以降のモデルで®マークが欠落している場合はリプロ品やコピー品の疑いがありますが、70年代初期のディテールであればむしろ希少価値が高い証拠です。

Q3:万国旗タグが付いているものはすべて90年代製ですか?
A3:万国旗タグの主流は1990年代前半〜後半ですが、一部の継続モデルや過渡期の製品では2000年代初頭まで同じ仕様のタグが使用されていた事例があります。ロゴがトレフォイルであれば90年代中盤以前、パフォーマンスロゴに切り替わっていれば90年代後半〜2000年代初頭と判断するのが正確です。

まとめ:タグのディテールから読み解くアディダス古着の魅力

アディダスのタグは、単なるサイズ表示ラベルではなく、半世紀以上にわたるスポーツウェアの進化とストリートカルチャーの歴史を記録した「証明書」です。西ドイツ製の上質な仕立て、フランス製VENTEXの美しい光沢、デサント製ならではのレトロな風合いなど、タグの年代を知ることで一着の持つストーリーがより鮮明に見えてきます。

古着店でのディグやフリマアプリでの掘り出し物探しでは、タグのロゴ形状、生産国、ジップの刻印といった細部を複合的にチェックし、本物ならではのヴィンテージアディダスの魅力を存分に楽しんでみてください。 (出典: adidas タグ 年代(Yahoo!ニュース)

adidas タグ 年代
adidas タグ 年代
adidas タグ 年代